If it can happen, it will happen.
僕は英検5級を持っているほど英語がペラペラなわけですが、この英文を日本語に訳すとすると、「その缶が8本あるならば、それは8本になる」となります。
嘘です。正しくは「起こる可能性のあることは、いつか実際に起こる」ですね。マーフィーの法則として有名な文節です。これがどういうことかというと、起こる可能性のあることは、いつか実際に起こるということです。セクシーな英語ですね。
マーフィーの法則について、その正確な起源は不明らしいのですが、少なくとも1970年までには成立しており、日本では90年代に大流行したそうで、前述の他には「落としたトーストがバターを塗った面を下にして着地する確率は、カーペットの値段に比例する」とか「ダークソウルで深夜どれだけやっても勝てなくても、不貞寝した翌朝にあっさり勝てる」みたいな法則が有名ですね。簡単に言うと、皮肉とユーモアを利かせた現代版のことわざ、もっと噛み砕いていえば、あるあるネタみたいなものです。
この法則はいわゆるオカルトの範疇ではあるものの、非因果的連関の原理みたいなもので、バッサリと切り捨てるべきではないと僕は思っています。
パチスロ、もといギャンブルにおいての法則を一つ提唱するとすると、「負けられない戦いはだいたい負ける」みたいな感じですかね。
負けられない戦いとは何なのか
「負けられない戦い」とはなんなのか。
人によって微妙に異なると思いますが、給料日前で全然お金が残っていない。今月の家賃が払えるアテもない。もうこうなりゃシンフォギアで絶唱するしかない!みたいな感じですかね。あとは全力でチャリンコ漕いでいる状況で借金返すアテがないとか、思ったより税金の支払いがデカくて役所にガン詰めされてるとか、使ってはいけないお金に手を出してしまったとか、いろいろあると思います。
でね、そういう時ってだいたい負けるんですよ。
なんで負けるのか
なんで負けられない戦いはだいたい負けるのかというと、大きく分けて2つ理由があると思います。
1つは余裕がないということ。お金に余裕がないことで立ち回りが制限されたり、心に余裕がないことで視野が狭くなったり。そういうことですね。
ギャンブルっていうのは基本的に使える資金が多ければ多いほど強いです。資金力こそが力、力こそパワーなんですね。パチンコ・パチスロはレートが一定であるため、資金力の影響は他のギャンブルに比べると少ないです。それこそがパチンコ・パチスロが勝ちやすいと言われている理由の1つだと思います。
ただ資金の影響が極めて少ないパチンコ・パチスロでも、貯金10万円の人と貯金100万円の人では、立ち回りがだいぶ変わってくると思います。貯金10万で設定狙いしろって言われたらなかなか難しいからね。
もう1つは負けられない戦いを強いられている時点で下手をこいているということ。ようは、その状況に追い詰められている時点でもう負けているということ。
パチンコ・パチスロは適度に楽しむ遊びです
最近、仮想通貨やら株取引が流行っているみたいですが、昔から言われているように、お金を捨てるつもりで、余裕のある資金で投資するのが良いと思います。全力でぶっ放してもだいたい負けるし、仮にその時は運よく勝てたとしても、同じことを繰り返すことになって、結局退場してしまうというのが割と定番なんですよね。僕も初めてFXをやったとき、300万円が3か月で1,000万になった後、3か月で全部溶かして一度退場しています。
パチンコ・パチスロの場合もそれと一緒で、生活費がかかっている状況では勝てるものも勝てません。
貯金ができない人って結構いると思うんですよ。僕もその類の人間で、お金があればあるだけ使っちゃうタイプなので気持ちは凄くよく分かるんですけど、本当に勝ちたいと思うならば、はじめる前にある程度資金を貯めてから始めるべきです。
それが出来ない時点で負ける目の方がデカいです。

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