本当にあったパチプロのはなし

ちょっと変わった経験談や、ギャンブルとの向き合い方について書いています。

スパイダーマンの女より可愛い女とスパイダーマン2を観に行った話

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あれは忘れもしない高校1年生の夏…冬だったけかな。いや、やっぱ夏だ。その半月後ぐらいに花火を見に行ったから。

 

高校1年生というのは子供だ。江戸時代においては武家の子供は15歳までには元服を済ませたらしいが、今は令和だし、当時は平成だった。平成の15歳は子供。子供なんだけど、自分はもう大人だと思っている子供。一番タチが悪い。

 

 

急にメールがきたので

ある日、同じクラスの女の子から急にケータイにメールがきた。LINEじゃないよ、ショートメール。当時はまだj-phoneだかボーダフォンの時代で、スマートフォンなんか当然あるわけなく、着メロは最大で40和音だったし、ビデオが撮れるケータイなんてほとんど無かったし、ドコモとボーダフォンの間では絵文字も使えなかった。まあ、とりあえずショートメールがきたのよ。たぶんクラスの誰かにアドレスを聞いたんだろうね。定形文的な挨拶からはじまり、毎日何通かメールを往復させるようになった。

 

他愛もないメールを往復させるうちに会うことになった。映画を観に行くことになった。同じクラスっていっても接点は無かったし、喋ったこともほとんど無かったんじゃないかと思う。なんなら顔もおぼろげだった。

 

13時か14時か15時か忘れたけれど、たぶんお昼と夕方の間ぐらい、待ち合わせ場所に行くと、可愛い女に声を掛けられた。大人びている。いわゆるギャルっていうやつだね。当然その子が待ち合わせたクラスの女の子だったんだけど、こんな奴いたっけなと思ったね。まぁ普通にいたんだけど。

 

これねー、今となっては変な話なんだけど、マジで顔が分からなかったのよ。失顔症とか、クラスの目立たない女の子がイメチェンしてきたとかそういう話じゃなくて、あんまり興味がなかったのよね。熱心に学校に通っていたわけでもないから、高校1年の夏だと、絡みがないクラスメイト、特に女の子は名前と顔が一致しないというのはよくあったのよ。まぁそれはどうでもいいや。

 

スパイダーマンの女より可愛い女

観に行った映画はスパイダーマン2。監督はサム・ライミで主演はトビー・マグワイア。あまり話は覚えていないけれど、ヒロインの女優があまり可愛くなかったのは覚えていて、スパイダーマンの恋人よりも、隣で映画を観ている女の方が圧倒的に可愛かった。

 

その日は映画を観て、安い定食屋みたいなところで晩ご飯を食って、ゲーセンに行ってプリクラを撮って、家に帰った。晩ご飯とゲーセンの間に付き合うことになった。

 

どういう流れだったかな。話した内容は全然覚えてないんだけど、晩御飯を食べた後に階段、たぶん、大きい商業施設の階段の踊り場みたいなところで座って話をしていて、その流れで付き合うことになったんだと思う。だからその記念に、プリクラを撮りにゲーセンに行ったんだ。たぶん。

 

あっちからメールがきて映画を観に行くことになったわけだから、後はこっちの心次第であって、よっぽど下手なことをしでかさない限りは、こっちの心持ち次第で付き合うことは既定路線だったんだろうね。

 

人生いろいろありました

で、まぁ色々あるわなそら。高校生カップルには色々ある。だけど、正直、覚えていることが少ないのよね。

 

結局、その子とは1年ぐらい付き合って別れた。

 

 

その間に、花火があって、海があって、ユニバーサルスタジオジャパンがあって、誕生日があって、クリスマスがあって、初詣があって、花見があるわけで、その多くは忘れてしまったし、初体験の思い出も、別れた原因も忘れてしまったけれど、スパイダーマン2を観に行った時の女の横顔は今でも覚えているし、たぶん一生忘れないのである。たぶんね。

 

 

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