
基本的にこのブログはコメディなんですよ。
銅四十グラム、亜鉛二十五グラム、ニッケル十五グラム、悪意五グラムに適当九十七キロで、このブログは錬成されているんですよね。
よって今回の話も、コメディでありフィクションです。なんか小説みたいなものだと思って頂ければ良いかと。
しかもなんだろう。別にハードボイルドな話でもなくて、ほんわかする話というか、「連ちゃんパパ」みたいな話なので肩透かし注意です。
クーガーGから始まるエアガン生活
エアガン的なものをはじめて買ったのは、たしか東京マルイのエアコッキングガンで「クーガーG(M8000)」というやつ。たぶん12歳とかそのぐらいだったと思います。
東京マルイのラインナップは、対象年齢が10歳以上用と18歳以上用にわかれていて、10歳用は比較的威力が弱い…はずなんだけど、それでも当たったらクソ痛いんですよね。当たったところが普通に真っ赤になるレベル。
10歳用でクソ痛いんだから、18歳用は死ぬほど痛いハズ。しかも、ホップアップとかいう、ジャイロボール的な機能がついているモデルがあって、それはムチャクチャ遠くまで弾が飛ぶらしい。
となると、18歳用のモデルが欲しくなるわけですね。
そこで手を出したのが18歳用の「P226(SIGのやつ)」。子供にもフリーパスで18歳用のモデルを売ってくれるババアを見つけ出して購入しました。

これたぶんP226かな…なんか違うかも
やっぱり18歳用は当たればクソ痛いんですよ。頭に当たればBB弾の形に皮がめくれるレベル。ただ、その分コッキングがめっちゃ固い。
コッキングというのは、上のスライドをガチャンと引いてBB弾が出る状態にすること。エアーコッキングガンの場合は、1発撃つごとにその動作を行う必要があるわけですが、18歳用のモノはスライドが固くて、1発引くのに結構な力と時間が必要だったんですね。
となると、ガスガンが欲しくなるわけなんですよ。
ガスを注入さえすれば、その力でスライドを半自動で引いてくれるので、いちいちコッキングする必要がありません。
ということで購入したのが「M1911A1」というガスガン。
M1911A1はカッコいい

M1911A1というのは、世界的にとてもポピュラーな拳銃。
「コルトガバメント」という名前でも知られていますね。ルパン三世の銭形とか、あぶない刑事のタカが持っていたやつ。
これがカッコいいんですよね。軍用品なので、機能重視の凄く武骨なデザインなんですが、そこが渋いと思っていました。
最初は遊ぶ用に所持していたガスガンなわけですが、年齢を重ねるにつれ、外で遊ぶ機会も減っていき、遊ぶ用のおもちゃというよりは鑑賞用になっていきます。
でも、こういうのって見た目がちゃっちいんですよね。
エアガンでもモデルガンでも、日本で販売する上で、主要部分に金属のパーツを使ってはいけないことになっているので、基本はプラスチック製なんですよ(金ピカに塗装したり、銃口を塞いだり例外はあり)。
マガジンとかセーフティなど、一部には金属製の部品が使われているのですが、メインのフレームは基本プラスチック製なので、やっぱり少しちゃっちい。
となると、実銃が欲しくなるわけですよ。
パーツを買い集めようとしたんだけど…
正確にいうと、実銃が欲しいというよりは、別に無可動でもいいので、金属製のものが欲しかったんですよね。別に本物が欲しかったわけではないんですよ。
なので最初は、金属製のモデルガン用パーツを買い集めて、自分で組もうと考えました。というのも、拳銃の機構って実は結構単純。簡単なプラモデルぐらいの感覚で、バラしたり、組み立てたりできるんですよね。
先述の通り、銃刀法の関係で禁止されている金属パーツなんて普通に売っているはずがない…と思いきや、当時は普通にネットショップとかオークションで売ってたんですよ(今は知りませんけど)。
ただ値段がクソ高い。フレームだけで20万円とか。
基本的にマニア向けの商売だし、大っぴらに流通しているものではないので、値段がムチャクチャ。まとも(?)なルートでパーツを買って自分で組もうとすると、下手すりゃ1丁60万円ぐらいかかるんですよね。
結局、日本においては、フルメタルのモデルガンを組んだり、無可動実銃を買うよりも、普通に実銃を買った方が入手性が高いし、値段も安いということに気付いたわけです。
しょうがないので、実銃の販売ルートがありそうな人に聞いてみたら、業者を紹介してくれたんですよ。中国人なのか韓国人なのか日系ブラジル人なのかよく分かりませんけど、明らかに日本語が下手くそで、スゲー怪しいオッサンを。
(つづく?)
www.pachislot-pro.com
まとめ
つづくかどうかは、神様のご機嫌次第です。
※このお話はめっちゃフィクションです。実在の人物や団体などとは関係ありません。

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