
「ザ・ノンフィクション」というテレビ番組をご存じでしょうか。
私は全く見たことがないので、全然ご存じではないわけですが、最近、結構人気のテレビ番組らしいんですよね。一応、ドキュメンタリーということは知っている、というか、タイトルで何となくわかるのですが、それ以上のことは一切知りません。
超適当ざっくり計算ですからね!
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以前、記事にしたことがあるのですが、パチンコ・パチスロで生計を立てている人は、かなり少なく、おそらく、日本人のうち5,000人に1人ぐらいだと私は思っています。決して褒められた稼業ではありませんが、希少価値は高いでしょう。
これって「ザ・ノンフィクション」になりませんかね?
というわけで、今回は「ザ・ノンフィクション」を見たことがない私が勝手に書く
「ザ・フィクション ~パチスロと共に生きる男~」
「ノン」が抜けているから、別にパクリでもないし、好き勝手に書いてもいいだろうという判断です。
手前味噌で恐縮ですが、今でこそ専業とは言えないものの、これでも長年パチスロで食ってきたわけです。今日は、私のガチ稼働の一日に密着。フィクションを交えつつ、ドキュメンタリー風に紹介しましょう。立ち回りの参考にして頂ければ幸いです。
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ガチプロの朝は早い…

今回、密着するのは、パチスロ稼働における第一人者である、ガチプロ「三島あじ太郎さん(仮名)(30代前半・独身)」。この道6年のベテランである。
ガチプロの朝は早い…
午前4時、三島さんの住まいであるマンションの一室には、既に明かりが灯っている。
モニターに向かって、何か作業をしているようだ。
Q.何をされているのでしょうか?ホールの分析ですか?
「いえ、これは、モンスターハンターワールドというゲームです。あ、ちょっと待ってくださいね。もうすぐ終わりますから」
「…クソがッ!マジ、煽ってきやがって、お前、味方だろうが…!!あぁッあぁー負けたじゃーん。…ふっざけんなよ!!チャアク乙じゃねーよ!!お前が最後乙ったんだろうが!!」
Q.白熱されていますね?
「すみません…ついつい熱中して言葉が汚くなってしまいました。…っざけんなよ!!確かに俺、3乙したけど、戦犯じゃねぇーだろ!!ちゃんと飯食ってっから!猫保険発動してるから!!体力珠3積みだぞ?!それに、ちゃんとクラッチ傷つけやってたじゃん!…ダメだこいつら」
「…ちょっと今日はもういいすか?気分悪いんで寝ます」
そう言って、彼はベッドに潜り込んだ。我々が声を掛ける間もなく、狭い室内にいびきが響き渡る。我々は、少し勘違いしていたようだ。朝が早かったのではなく、どうやらただの夜更かしだったらしい。
ガチプロの朝は遅い…

午前8時半ごろだろうか。
突然、彼の携帯電話が鳴った。どうやら目覚ましアラームのようである。彼はむくっと起き上がり、慣れた手つきでアラームを止め、再びベッドに潜り込んだ。
そう、二度寝である。
Q.起きて、抽選を受けに行かなくて良いのでしょうか?
「…ッゴゴッッ…グァーッ…グァーッ……スピー…スコッ…」
カエルのようないびきが、空しく返ってくるだけであった。
眠れる獅子が、ついに目覚める

時計の針が12時を回った頃、ついに彼が目覚めた。
Q.起きるの遅くないですか?もう開店してますよね?
「あー、ん?…おはようございます。あー、毎日8時半に起きるよう心掛けているのですが、最近、ケータイの調子が悪くて…フワァァ…しょうがないので、今日はサブの地域に行きたいと思います」
Q.サブの地域というと、遠出でしょうか?移動は車とか?
「いえ、家から歩いて10分ぐらいのところなので、徒歩で攻めたいと思います」
そう言ったと思った瞬間、彼は準備を始めた。
歯を磨き、顔を洗い、服を選び、身だしなみを整える。その間わずか15分。普通である。
汚いスニーカー履き、彼は家を飛び出した。
徒歩で「攻める」。
少し含みのある言い方が、耳に残る。
気になった我々は、ホールへ向かう道すがら、彼にこう尋ねた。
Q.徒歩で「攻める」とは、どういった意味合いでしょうか?
「え、そんなの言いましたっけ?…あ、コーヒー買ってもらってもいいですか?えぇ、あ、できれば甘いやつで」
特に意味はなかったようだ。なぜかコーヒーを奢らされてしまった。
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遂に…稼働開始

ホールについた彼は、数台のデータランプをチェックした後、1台のマイジャグラーに腰を落ち着けた。島のカド台、前日ビッグ2回、レギュラー0回の台である。
Q.この台を選んだ理由は?
「まず、カド台であるという事。片側にしか人がいませんから、過ごしやすいんですよね。次に空調。この店は暖房が効きすぎて暑いのですが、この辺りだと、暖房にあたりにくくて、温度がちょうど良いんです」
Q.それだけですか?
「まぁ、見ていてくださいよ。私が長年食ってこれた『理由』ってやつをお見せしますよ」
そう言って自信満々に台を回し始めたが、1万円使っても、2万円使ってもその台のGOGOランプが点灯することはなかった。
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これが、プロの台移動

突然、彼が席を立ち、ちょうど真後ろにあったアイムジャグラーに移動した。
前任者のおば様が、2,000枚ほどお持ち帰りしている台のようだ。
Q.台移動ですか?マイジャグを見切るには早いように見えますが
「いや、薄々感づいていたのですが、あのマイジャグ、ランプが切れていますね。基盤もちょっとおかしい。たぶん、コンデンサがショートしてると思います」
Q.このアイムジャグラーを選んだ根拠は?
「さっきから少し気になって、注視していたのですが、この台、枠の点灯パターンが少しおかしいんですよね。 パターンというか、光り方がキレイなので、高設定の予感がします。いや、まぁプロにしかわからないレベルの差なんですけど」
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遂に…稼働終了

22時。すっかり夜も更けた頃、彼は遂に稼働を終えた。
頭上には2つのドル箱。当然、空っぽである。
Q.今日の結果と感想をお願いします
「えー…投資が2,600枚、回収が0枚なので差枚でマイナス2,600枚ですね。まぁ、やることやった結果なので、特に感想とかはないですね。明日も期待値を追うだけです」
Q.ちなみに今日のアイムジャグラーの推測設定は?
「難しい所ですが、バケ確率が1/800、ブドウは数えてませんが、逆算すると、1/7.1ほどでしょうか。まぁ、適当なんですけど。以上のことから、恐らく設定1と思われます」
最後に、気になったことを一つ聞いてみた。
Q.最初の台選びの際に仰っていた、「長年食ってこれた『理由』」を教えて頂けますか?
「え、そんなの言いましたっけ?…あ、晩飯おごってもらえないすかね?…はい、お金無くなっちゃって。えぇ、牛丼でいいんで。あ、カルビ焼肉定食でもいいすか?えぇ、はい、あ、ダブルでお願いします」
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まとめ
勢いで書いた。後悔はしている。
「ザ・フィクション」ですからね。ご注意ください。
実はこれもリライト。
なんと、このブログの初記事がこんな感じの内容だったんですよね。
今回の記事はフィクションですが、元記事はノンフィクションです。
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